2018.12.19更新

離婚問題を多数取り扱っておりますと、事件によっては、当事者にかなり正確的に難があるのではないかと思うような事例にぶつかります。

 

とにかく、自分の非を一切認めず、全て相手方の責任だと強く主張してきて、全く話が進まないのです。

 

正直、こういった方といくら交渉をしても話はまとまらないと思います。

離婚の場合、慰謝料や婚姻費用については、裁判所で利用されている算定表があり、概ねこの内容で決まりますし、財産分与もかなりドライに計算して配分を決めていくことになります。

そのため、婚姻中の細かな点を指摘されても、それをもって離婚時の条件が大幅に変わるというのは基本的にありません。

 

また、家事をしないとか、子育てをしないとか、あのときにひどいことを言われたとかという問題については、それが相当に酷いということなら別ですが、通常は離婚条件に響くほどのことはありません。

 

離婚すること自体は了解しあっているということであれば、条件面を淡々と詰めるほかないですし、離婚自体を拒絶されてしまっているのであれば、状況を弁護士に相談し、法的に強制的に離婚することができるのか確認して、離婚できるということなら、調停・訴訟を進めていくほかないでしょう。

 

話が全然できないという方については、あれこれ悩むよりも離婚調停を申し立てるのが一番いいと思います。

 

もちろん、長年連れ添ってきた夫婦であれば、いろいろなことがそれまでにあったと思います。

ただ、それを言い合っても、何かそこから生まれる、いい方向に流れるということはないんだろうと思います。

ただただ、ストレスが溜まっていくだけでしょう。

 

自分は全然悪くないと頑なに思い込んでいる方と通常の落とし所で話しをつけるのはほぼ無理です。

裁判所を利用するなどということは、非常におおごとで、なかなかそこまで踏み切れないという方も多くいらっしゃいますが、致し方ないのだと思います。

 

投稿者: アビーム法律事務所

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