2018.07.05更新

夫婦で5000万円のマンションを購入しましたが、その際に妻の実家から500万円の援助を受け、頭金に充てました。残りの4500万円はローンを組んでいます。

現在のマンションの時価は4000万円で、住宅ローンの残額は3000万円です。

財産分与はどのように計算するのでしょうか。

 

これについては、いくつか考えがあります。

まずは、現在時価が4000万円でローン残額が3000万円なので、マンション自体の価値は1000万円となります。

通常は、これを夫婦で折半して、500万円ずつを夫婦で取得するということになります。

ただ、500万円を妻の実家が負担して頭金に充てています。

500万円は購入価格5000万円の10%ですから、10%分妻の寄与があったと考えます。

そして、

現在のマンションの価値1000万円の10%は妻の寄与として財産分与の対象から控除し、残額を夫婦で折半します。

当然、控除分は妻で取得することになります。

そうしますと、

1000万円-1000万円×10%=900万円

900万円を夫婦で折半し、双方で450万円を取得する。

1000万円-900万円=100万円の妻の寄与分はそのまま妻で取得する。

結局、妻550万円、夫450万円を取得するということになります。

 

もう一つの考え方は、

マンションの時価が4000万円なので、そこから妻の寄与10%を控除した残額の3600万円が財産分与の対象になると考えて、ここからローン残額3000万円を控除します。控除後の600万円を折半して、その金額に3000万円のうちの妻の寄与10%を足した金額を妻の取り分とする方法です。

そうしますと、

600万円÷2=300万円が、まずは妻の取り分となります。

これに

3000万円×10%=300万円を妻の取り分に足します。

結局、妻600万円、夫400万円と取得するということになります。

 

いずれにしましても、両親の援助も加味して財産分与額を決めることになります。

 

投稿者: アビーム法律事務所

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